☆矯正治療中の虫歯対策☆

③ 甘い物のとり方に気を付ける

お菓子に限らず食事には糖分が含まれていて、虫歯菌の大好物です。

お口の中は普段中性ですが、虫歯菌が出した酸によって酸性になります。

そうすると酸によって歯のミネラルが溶け出し(脱灰)、虫歯になりやすい環境になります。

その後、唾液の作用や歯みがきによってお口の中は中性に戻ります(再石灰化)が、だらだら食べをするとお口の中が酸性になった状態が続き虫歯になるリスクが高くなります。

甘い物に限らず食事をしたらなるべく時間を置かずに歯みがきをして下さい。

④ かかりつけ歯科医院でのメインテナンス

矯正治療中は来院していただいた際になるべく当院でもクリーニングをするようにしています。

毎日のご自身でのケアが基本にはなりますが、かかりつけの歯科医院での定期検診的時にクリーニングや虫歯のチェックをしてもらうことで、より虫歯予防になり早期発見に繋がります。


矯正治療中に虫歯になってしまうと、虫歯の治療を優先的に行わなければいけません!

矯正装置を一時的に外さなければいけなかったり、かかりつけの歯科医院に何度か虫歯の治療に通わなければいけません。

そうなると、矯正治療期間が延び、矯正装置が装着されていると清掃性も悪いため悪循環になってしまいます。

装置がついていた周りの歯質が白く脱灰してまだら模様になってしまうこともあります。

また、長い期間汚れが残っていたことで歯質が脆くなってしまうと、矯正治療が終わり装置を外す時に歯の表面も一緒に剥がれてしまったり歯にヒビが入ってしまうことがあります。

歯はケアをせず放っておけば誰でも虫歯になります。自分の歯は一度失ってしまうと元に戻りません。歯は大切にケアしましょう!

矯正治療をしている方もしていない方も、食生活や歯みがきについてもう1度見直してみてはいかがですか*

歯科衛生士:M.M.

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