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当院での矯正治療

患者さんの要望・個性を尊重し、
治療方針を提案いたします

小学生からの矯正治療 −準備矯正治療−

ー準備矯正治療ー

準備矯正(1期治療)は乳歯が残っている小学校低学年から中学年に行う矯正治療です。
歯並びの土台となる顎骨や歯槽骨の成長をコントロールし、将来の不正咬合の要因を取り除く予防的な矯正治療になります。

準備矯正治療について詳しく

小学生から始める矯正治療は準備矯正(1期治療)と本格矯正(2期治療)の2段階に分かれます。

本格矯正(2期治療)は永久歯に生え変わる小学校高学年以降のお子さんが行う矯正治療です。
全体的にブラケット装置とワイヤーを使用し、最終的なかみ合わせを整える治療になります。
準備矯正(1期治療)を行っている場合、スムーズに本格矯正(2期治療)に移行でき、問題がなければ本格矯正(2期治療)が不要になる方もいます。
歯の生え変わりが早いお子さんの場合、本格矯正治療から開始する場合もあります。

​中学生以降は本格矯正治療から開始する方がほとんどです。

永久歯の矯正治療 -本格矯正治療-

唇側矯正
- 目立ちにくい表側の矯正装置 -

表側の矯正治療は歴史が古く、適応症にも制限がなく、どなたでも治療を受けることができます。
当医院ではブラケット装置の一種である、フルパッシブ矯正装置を用いて治療を行っています。

裏側矯正
- 前から見えない舌側矯正治療 -

矯正治療をしたいけど装置が見えるのには抵抗がある…
そんな方には、裏側に装置をつける舌側矯正治療(リンガル矯正)をおすすめします。

マウスピース型矯正装置
- インビザラインシステム -

口腔内スキャナーで撮影したデータを元に、アライナーと呼ばれる透明なマウスピースを複数作製します。
これを約2週間ごとに交換し、少しづつ歯を動かす治療方法です。

※海外カスタムメイド矯正装置完成物は日本の薬機法(医薬品医療機器法)対象外になり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる事があります。

マウスピース型矯正装置について詳しく


その他の矯正治療

保定治療 −歯並びを安定させるために−
本格矯正治療で歯を動かしたらそれで矯正治療は終了ではありません。
歯並びを安定させるための治療、保定治療が必要です。

保定治療は2年間が契約に入っていますが、その後も歯並びのメインテナンスを受け続けたい方はその方に適した保定装置の使用と口腔内のチェックを行います。

 

部分矯正 −気になるところだけを短時間で−
前歯の隙間を閉じたい、前歯のガタガタだけを治したい、被せ物の治療の前に傾斜している歯を起こしたい等、限局した部分のみの矯正治療も対応いたします。

*状況によっては部分矯正では対応できない場合があります
*歯科処置(被せ物等)前に行う部分矯正(MTM)は紹介状お持ちの方のみの対応とさせていただきます

 

MFT −口腔筋機能療法−
不正咬合の原因はお口の周りの筋バランスや生活習慣も大きな要因となっています。
歯並びの形態を整えつつ、機能も良い方向へと導くことで、長期的な歯並びの安定を得ることができます。
患者さんのご協力なしでは行えませんので、MFT単独の治療ではなく矯正治療の一環として取り入れています。

 

歯科矯正用インプラント − アンカースクリュー −
歯肉に小さなネジ(アンカースクリュー)を埋入し、歯を移動させるための固定源として使用します。
矯正用インプラントの出現により、今まで困難だった歯の動きを可能にし、付加的な矯正装置(ヘッドギア等)を使用する機会が減り患者さんの負担も軽減しました。
埋入処置自体は大きな手術も必要なく、治療後はすぐに撤去します。